伊藤鋳造鉄工所ブログ

金属溶解は、省エネで早く正確に溶解し、安全に作業することが重要です。

まず、鉄原料の配合、添加する加炭材、合金を自分で計算し、溶け落ちサンプルを見て、追加材料を計算して、投入します。昇温後、温度を宣言して測温値と比較、出湯時の温度、成分を評価します。また最終の溶解時間、使用電力も評価します。

弊社で作業に使用している炉や取鍋に比べ競技に使用するものは大変小さく、戸惑うこともあったかと思いますが、安全作業を心がけ作業できたと思います。

お疲れ様でした。

１０月２０日　オールコマツ技能競技大会で弊社スタッフが競技を行っている頃、東海村の弊社事務所では、PCを前にみんなでエールを氷見に向け送っていました。

みんなのエール届いていましたか？

Teamsによる競技中継を行ってくださった関係者の方々に感謝いたします。

第４５回オールコマツ技術競技大会が１０月１９日から１０月２１日にかけ行われました。

弊社からは、鋳鉄造型と金属溶解の部門に各１名参加いたしました。

鋳鉄造型の制限時間は２時間で、方案を自分で考え、砂、ペプセットレジンを自分で計量添加し製作します。中子の製作個数も加点となり、ムダ砂の量も減点の対象となるそうです。また製作後は作業場を清掃して完了です。

落ち着いて作業を行い、製品に大きな欠陥はなく製作することが出来ました。